平成28年度事業

事業名
甲田地区における資源・資産を活用した観光産業創出に対する中間支援活動
中間支援活動の内容
取組1:支援協議会の活動基盤の構築
 甲田地区にあるJR芸備線甲立駅を管理する第三セクター(株)こうだ21を中心とする協議会は、支援協議会として取り組む中間支援活動の基本計画及び実施計画を策定するとともに協議会のウェブサイトを構築し、協議会の支援内容の明確化と周知を図る。
取組2:空き店舗・空き家利活用支援
 担い手である「NPO法人百華倶楽部」が取り組む空き店舗・空き家利活用事業を支援する。
具体的には、交流人口の増加につなげることを目的として、廃業しているフードセンターにおいて、現在取り組んでいる各種教室、イベント等のプログラムの拡充や魅力向上を図り、メニュー拡充に向けた企画・運営の支援をする。また、空き家の利活用については、都市との交流・憩いの場として提供する。
 これらのプログラム企画や広報等について専門家からの助言・指導を行いながら交流人口の増を図る企画・運営の支援や、チラシやウェブサイト等を活用した広報支援を行う。
取組3:大麦の商品開発事業支援
 担い手である「こうだ大麦商品開発グループ」は地域で栽培される「キラリもち」という大麦(心臓病や糖尿病、肥満予防や免疫アップ等、様々な健康効果があるといわれるβ-グルカンを多く含む)を使った高付加価値食品の開発事業の取り組みを支援する。
 具体的には、県立広島大学や食品関連企業等の専門家の助言・指導を行いながら、大麦を加工して付加価値をつけた商品開発を支援する。
地域づくり活動の自立・継続に向けた支援の考え方
 本協議会が行う中間支援活動は、担い手の自主的、自立的な活動に向けた支援となることを重視しており、本事業終了後も、特産品の開発や独自事業の確立等により自立・継続した活動を行うことができるよう継続的な支援を行う。